地元、中島諏訪の凧印です。

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  三浦社長の考え方(思いやりの心による凧の分析)

  430年余りの歴史を持つ、浜松の凧揚げまつりを独自の観点から考察した事を
浜松の凧に置き換えることで、今の時代に必要である事をこのページでお伝えしたい。
そんな思いを持って、掲載いたしました。

会社兼自宅の住所である、中島諏訪自治会内と地域における経歴

    ●相生小学校 PTA会長   歴任
    ●中島諏訪凧揚げ会 組長 歴任
    ●中島諏訪自治会長      歴任
    ●中島諏訪凧揚げ会 顧問 現任
     以上 現在に至る

■置換思考法による凧の分析 ■

 骨組みの竹(ほねぐみのたけ)

 すくすくと真っ直ぐに育ち、強くてしかも柔軟性に富む竹の持つ性質は子供の特性と同じである。

 絵柄の紙(えがらのかみ)

 各町が夫々固有の絵柄を描くように、子供にも一人一人個性がある。

 張り糸(はりいと)

 風の強さによって張ったり緩めたりするもので、子育てには褒めたり叱ったりの優しさと厳しさが必要である。 

 糸目付け(いとめつけ)

 上二本下一本の三本の親糸と、それを基本に凧の大きさに合わせて子糸を付けるのは、学校、家庭、地域の三つを基本に、子供に知識や教養、体力を身につけるのと同じである。 (学校、家庭、地域は知育、体育、徳育とも言える。

 尻尾(しっぽ) 

 落ち着きとバランスをとるために付ける、重からず軽からずの尻尾は、社会人としての尻尾は、社会人としての常識を身に付けさせる為の躾と同じである。

 率糸(ひきいと)

 凧をしっかりと繋ぎとめる二本の撚りの糸は、父糸、母糸の親子の絆である。

 糸先係(いとさきかかり) 

 一番手から二番手、二番手から三番手へと引き継ぎながら、凧を引き揚げるのは、一年生から二年生、二年生から三年生へと引き継ぎながら子供を引き揚げる担任の先生である。

 糸枠「車」(いとわく「くるま」)

 それぞれの凧が、それぞれの糸枠から繰り出されているように、いろいろな子供がいろいろな家庭から生まれ育っていく。

 テギ「滑車」(てぎ「かっしゃ」)

 凧の異常な状態を緊急に立て直すためのもので、子供の学業を補佐するための学習塾、家庭教師のようなものである。

 糸目と率糸の結び目(いとめとひきいとのむすびめ)

 揚げる側と揚げられる側の接点で、凧をより良い状態に保つための長い歴史と経験による結び目で、子供の健全な育成のために、父母と教師がPTAを組織して、教える側と教わる側の接点で、勉強し努力するのと同じです。

 凧揚げ会場(たこあげかいじょう)

 初子の誕生を祝い、その健全な育成を願って繰り広げられる”凧揚げまつり”は、教育そのものであり、会場は学校そのものである。また逆に言えば学校は凧揚げ会場なのです。

 まとめ

「例えば」とか「言い換えると」というように、難しい解りにくい事柄は、置き換えることによって理解しやすくなるものです。

人間関係も互いに理解しあうために、互いに相手の立場に立つことが大切なのです。

それはまた、言い換えれば「思いやりの心」に他なりません。

すべての事柄を教材という形に置き換えて、物事を置き換えて考える事を教えるのが学校の目的であり、それは「思いやりの心」を育てることなのです。

この事を最も解りやすく示しているのが、”浜松の凧揚げまつり”なのです。


以上、   
                浜松市中島一丁目6番22号  三浦宏之 作

※あとがき
  本文は、私自身が考察した結果をお伝えしております。
あくまでも、主義、思想と掛け離れた世界で、人生を送っていく人たちの考え方の一つになればと思っております。

 ただ、この考えを商用目的で、お使いになる事は、ご遠慮下さい。

 最後に、ここまでお読み下さった事を感謝申し上げます。



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